ローカルリーヴ(ろーかるりーヴ)
ローカルリーヴギルドリーヴの一種。
クラフター専用ギルドリーヴであり、クラス毎に分類されている。

ローカルリーヴ木工師のローカルリーヴ鍛冶師のローカルリーヴ
甲冑師のローカルリーヴ彫金師のローカルリーヴ
革細工師のローカルリーヴ裁縫師のローカルリーヴ
錬金術師のローカルリーヴ調理師のローカルリーヴ
ギルドリーヴ一般に言えることだが、ローカルリーヴに書かれた説明文を読むと、各国の特徴や情勢、その国で各クラスの仕事がどういった位置づけであるのかをある程度想像することができる。 理論上、設定上は、ローカルリーヴの発行状況によって国の内情までわかったりすることもあるかも知れないが、パッチ1.17c現在、そういった実装がされているかどうかは疑問があり、妄想の粋を出ない。

ローカルリーヴの受領

ローカルリーヴは各国の冒険者ギルド専用の担当者から受領する。
一人が一回に受領できる枚数は、クラスに関わらずローカルリーヴ全体で8枚までとなっている。
ローカルリーヴの推奨ランクは、R1~、R5~、R10~、以後5ランク刻みとなっているが、受領の際は、キャラクターの該当クラスのランクに応じて受領可能なものだけが提示されるが、この際、R1~、R20~、R40~の3段階に分類されて示される。

ローカルリーヴの種類

ローカルリーヴは目的によって2種類に分けられる。
1つ目は「Constancie」と書かれたもので「任務略述」が「指定物製作」となっているものである。
「Constancie」タイプのローカルリーヴは、ほとんどの場合都市内のどこかにいる担当者のところで製作用の材料を受け取り、製作、生産物をその担当者に納品することで完了する。
「初心者クラフター向けの仕事」類は、例外的に近隣のキャンプで材料を受け取り、現地に納品する形となっている。

2つ目は「Ingenuitie」と書かれたもので「任務略述」が「指定物納品」となっているものである。
ローカルリーヴの受付で材料を受け取り、製作、発行都市管理のキャンプ輜重担当に納品することで完了する。

やっていることはConstancieもIngenuitieも同様であるが、Ingenuitieの方は輸送の手間の方が大きいことがままある。

patch1.18現在、各クラスごとに23種類のローカルリーヴが定義されている。
たとえば木工師のローカルリーヴであれば、
タイプ説明
Constancie(R1推奨)111タイトルが「駆け出し/新米/初級」で始まる、初心者用ローカルリーヴ
Constancie113タイトルに「製作依頼:」が入る、街中で完結するローカルリーヴ
Ingenuitie555タイトルが「キャンプ・」で始まる、キャンプ地に納品するローカルリーヴ
となっている。「ギルドの本拠地がある国」では他の国よりも多くのConstancieのローカルリーヴが発行される。 この追加分のローカルリーヴ2つのうちひとつは「急募! 製作依頼:」で始まるもので、ギルドリーヴの色が通常のものが銅色であるのに対し、銀色となっている。

ローカルリーヴでの製作

ローカルリーヴでの製作は材料を一つ一つ指定していく通常の製作と異なり「注文書」を使用する。注文書を使用することで、自動的に必要素材がセットされる。

製作に必要な素材は、「納品に必要となる製作回数+2回」分の材料と水晶類が全て支給される。
ローカルリーヴ用の素材アイテムはは通常アイテムではなくクエストアイテムに準拠した扱いであり、転売したり、ほかに流用したり、逆に手持ち素材を流用して製作失敗を補ったりする事はできない。

ローカルリーヴでの製作ではHQが発生せず、+1や別製品、通常以上の個数が製作されることはない。HQがないため当然であるがフィニッシュワークもない。
そのかわりに、毎回の製作物の「目標品質度」がポイントとして記録されて行く。このポイントに応じて納品時に得られる報酬のボーナスが変動する。
傾向としては、全ての製作で目標品質度100以上とするとポイントが100を越えるが、これが、ボーナスアップのひとつの目安となっているようだ。

ローカルリーヴの報酬

素材報酬

リージョナルリーヴの報酬がさまざまであるのに対し、ローカルリーヴギルドリーヴに示される報酬は、各ギルドで決められた「素材アイテム」だけである。
同タイトルのローカルリーヴで「最低限必要となる製作回数」と「報酬素材」は固定的に結びついており「ローカルリーヴのタイトル」と「報酬素材」が決定すると内容が決定されるようになることが経験的に知られている。
たとえばグリダニアで発行される「初級木工師向けの仕事」の場合、報酬が「メープル原木x2」であれば、製作可能回数は必ず4回、「オーク原木x2」であれば、製作可能回数は必ず7回となる。
概して、表の右に行くほど推奨ランクが高くなっていくが、「初級木工師向けの仕事」のように報酬素材に関わらず推奨ランクが1に固定されているものや、それ以外でも「キャンプ・ベントブランチ:格闘武器納品」のようにエレクトラムインゴットだけは楽に狙えるものなど、例外もある*1
素材A素材B素材C素材D素材E
木工師メープル原木x2アッシュ原木x2チェスナット原木x2オーク原木x2??
鍛冶師銅鉱x6錫鉱x6褐鉄鉱x6鉄鉱x6??
甲冑師カッパーインゴットx3ブロンズインゴットx3ブラスインゴットx3アイアンインゴットx3??
彫金師カッパーインゴットx3ブラスインゴットx3シルバーインゴットx3エレクトラムインゴットx3??
革細工師シープの粗皮x2ドードーの粗皮x2バッファローの粗皮x2トードの粗皮x2??
裁縫師モコ草x3草綿x3草綿x4草綿x5??
錬金術師ラテックスx4辰砂x12珪砂x12ジンセンx12マージョラムx12
調理師クルザスカロットx12フェアリーアップルx12ワイルドオニオンx12パイ生地x12??
通常は報酬素材A,B,C,Dのいずれかが割り当てられるが、各ギルドに1つだけある「銀色のローカルリーヴ」ではAが選ばれることはなく、B,C,D,Eのいずれかが報酬素材の候補となっているようだ。

素材以外の報酬

納品時には素材アイテム以外に水晶類ギルが支給される場合がある。
また、ランク15以上推奨のローカルリーヴでは、ギルの替わりに対応するギルドギルドトークンが報酬となることがある。
リージョナルリーヴとは異なり、ローカルリーヴギルドリーヴにはギルドトークンが報酬として明記されることはないため、クラフターギルドトークンの主要な入手手段となっている。
patch1.18時点では、リージョナルリーヴと同様ギルドトークンが報酬候補となるのは該当のギルドの本拠地がある国で発行されたローカルリーヴだけとなっている。

ローカルリーヴの報酬内容は時期によって変化しているが、patch1.18時点では、

が「必ず」得られるようだ。また、ローカルリーヴ発行ギルドに対応したクラスの修練値が得られるようになっている。以前はローカルリーヴ中の製作時の修練値にボーナスがあったがこれはpatch1.18ではなくなっている。

その他

ローカルリーヴは納品に成功した場合も、素材を使い果たして失敗した場合もジャーナルの一覧表示から消える。
リージョナルリーヴのように次回受注時に交換する仕組みはない。

関連項目

ギルドリーヴ
*1
これらの例外はバグでもなく不都合があるわけでもないが、本来の意図ではなく→patch1.16のローカルリーヴ難易度調整の副作用で発生したものと想像される