蛮神イフリートの脅威(ばんしんいふりーとのきょうい)
公式の読み物として旧the Lodestoneで紹介されていた読み物、「ミスリルアイ」の一つ。
旧the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。
旧the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。
グランドカンパニー特設ページ 更新 (2011/12/15) 編
蛮神イフリートの脅威
求められる蛮神討滅、その可能性を探る
瞬きせず、涙を流さず、眠りもせず、多忙な貴方に代わって市場をウォッチし続ける霊銀の眼「ミスリルアイ」。
そんな我が編集部が今回注目したのが、炎獄の神イフリートについての話題だ。
3号霊銀試掘場の悪夢
すべては、8年前の事件から始まった。第六星暦1564年、南ザナラーンの3号霊銀試掘場が何者かの襲撃を受け、壊滅したのである。
悲鳴まじりのリンクパール通信を受けたアマジナ鉱山社の自警組織「鉄灯団」が救援にかけつけると、そこには炭と化した採掘施設と、哀れな犠牲者たちの姿だけが残されていた。奇跡的に一命をとりとめた生き残りの証言によれば、「炎を吹く巨大な魔物」に襲われたのだという。これが史上初めて「炎獄の神イフリート」の姿が目撃された事件である。
不滅隊、イフリート討伐のため派兵か?
近年、アマルジャ族の攻勢は激しくなる一方であり、ガレマール帝国と同様に、我が都市を脅かす脅威となっている。確かに、ウルダハとアマルジャ族は、歴史上長らく領土を巡って対立してきた。
だが、専門家の間では、3号霊銀試掘場襲撃事件を境に、アマルジャ族の好戦的性質が特に強まったと指摘されており、蛮神が彼らの行動に何がしかの影響を与えているものと推測されている。翻っていえば、アマルジャ族の心の拠り所である蛮神を討滅できれば、彼らの戦意を挫くことができるということだ。 蛮神は一度退けたとしても、再召喚により復活を果たすことが知られており、完全なる討滅には困難が予想される。それでもなお、不滅隊には早急なイフリートの討滅を期待したい。経済の安定には、人心の安定は欠かせないからだ。
都市民の間では、ダラガブの異変はイフリートの影響であるとまことしやかに囁かれ、蛮神が第七霊災を呼び込むといった過激な終末論さえ広まりつつある。噂話で留まっている今こそ、対策を進めるときだ。
また、蛮神対策の分野で他国に先行することで、「ガルーダ」や「リヴァイアサン」の脅威に怯える各都市国家に対し、討滅ノウハウを輸出するという経済的メリットがあることも、指摘しておきたい。
論説委員:ハバク・アルバク
【蛮神の復活】
リムサ・ロミンサでは、数年前に「海雄旅団」なる集団が蛮神討伐を成功させたといわれている。この情報によれば、彼らは見事にサハギン族の「リヴァイアサン」と、コボルド族の「タイタン」を討伐したが、しばらくすると、それぞれの種族が蛮神を再召喚し、復活させたという。蛮神討滅の難しさを物語る事例である。