モードゥナ(もーどぅな/Mor Dhona)
エオルゼア中南部にある高地。
エオルゼア内陸部の湖水地方“モードゥナ”。
史上初の空中会戦 “銀泪湖上空戦”の舞台となった地である。

第六星暦1562年、
アラミゴ占領から5年間沈黙を保っていた
ガレマール帝国の軍勢が、エオルゼア侵攻を再開。
モードゥナに飛空戦艦“アグリウス”を旗艦とする艦隊を派遣した。

だが、帝国艦隊がエオルゼア最大の湖
銀泪湖”の上空にさしかかったところで、異変が生じる。
湖の守り神とされてきた幻龍“ミドガルズオルム”が、
何者かの手により封印を解かれ出現。
さらに幻龍に呼応するかのように、西方の“ドラヴァニア”地方より、
多数のドラゴン族が飛来。帝国艦隊に襲いかかったのである。
飛び交う砲火と咆吼……
戦いはやがて飛空戦艦“アグリウス”と
幻龍“ミドガルズオルム”が相打つ形で収束する。
今もなお湖の中央には、“アグリウス”の残骸が、
幻龍の亡骸を巻き付けたままそそり立ち、
かつての戦いの激しさを、見る者に教えてくれる。

この激戦を境に、エオルゼアは混沌に飲み込まれていくのだが……。

the LodestoneファイナルファンタジーXIVの世界~LOCATIONS」より)

エオルゼアの中心地」と表現される場合もある*1
確かに北はイシュガルドのあるクルザス、東はグリダニアのある黒衣森、南はウルダハへと続くザナラーンと接しており、世界の中心となり得る位置にあるが、モードゥナ自体はもちろん隣接する地域でもモンスターに襲われる可能性が非常に高いなど治安は劣悪である。この現状に変化がない限り、交通の要衝、政治経済の中心となることはないだろう。

モードゥナの中央にはエオルゼアでも最大級の湖「銀泪湖」がある。
湖の中央に浮かぶ島には、巨大な人工物ないし竜の死骸を思わせるオブジェがそびえ立っているのを見ることができる。

モードゥナでは[[妖霧]]とでも呼べそうな天候が発生するが、これはエオルゼアではモードゥナでしか見られないようだ。

モードゥナの勢力

モードゥナでは「帝国飛空艇が頻繁に目撃され、帝国軍が駐留している」との噂はある一方、都市同盟寄りと思われる人間のキャンプも2つ存在している。しかし、平常時に冒険者が訪れても、軍の衝突を見る機会はない。
戦闘が起こらない理由は、牽制しあっている、双方補給がままならず戦闘を避けている、制空権を握っている帝国が余裕を見せている、等の想像は可能だが、よくわからない。

冒険者の目から見れば、モードゥナを実効支配しているのはオーガやアーリマンといった魔物たちにしか見えないだろう。

モードゥナと産物

クリスタルの仕入れ、流通を生業としている団体、「アッシュクラウン商会」では、「モードゥナが良好なクリスタル産地」であると認識されている。
一介の冒険者が現地を訪れても、少なくとも採集クリスタルを得る事は困難である(釣りでシャードを得る事は可能)が、何らかの結晶状のものが地面から突き出しているのを多く見ることができるだろう。

伐採草刈採掘砕岩可能な場所は、少なくとも一般には知られておらず、風景的にも通常の植物はほとんど見られない。
一方で、不毛の地というわけではなく、巨大な歩くキノコや、危険な大型動物は多数見られる。
また、湖や点在する池には淡水魚が泳いでおり、釣りは可能である。

関連項目

銀泪湖】【FF11:妖霧】【クルザス】【ラノシア】【ザナラーン】【黒衣森
*1
クエスト『利害の調停者』のNPC「ナナノビ」の言葉。