エオルゼアの暦法(エオルゼアのれきほう)
エオルゼアの書物「五紀歴」の記述に基づく暦法。
用語として「エオルゼアの暦法」ないし「エオルゼア暦」等が存在するわけではないが、便宜上「エオルゼアの暦法」を項目名とした。
また、書物の名前が「五紀暦」の誤りであるとの指摘もある。
その指摘が正しかった場合は、この暦法は五紀暦と呼ばれることとなるかも知れない。
リューフォンの記述に拠れば、英語表記では本節のタイトルは"The Suns"となっており、文中では定冠詞なしの"Sun"という表記になっている。
一方で暦法以外の文脈で"day"という単語も使っている。(少なくとも本書執筆時点では)「日常的にはday, 暦法の文脈ではSun」と呼んでいたとの想像も可能だろう。
英語表記では「ついたち」は"1st Sun"というひとかたまりで表現される。これは、FFXIV Configで英語モードにしてキャラクター選択画面まで進めば見ることができる。
五紀歴には「週」の概念についての記述は無い。*1
英語ではこの月にあたる言葉は"Moon"となり、例えば「星2月」は"2nd Astral Moon"というひとかたまりで表現される。
星2月1日(旧暦3月1日)であれば、"1st Sun of the 2nd Astral Moon"となる。
(以下の表での「季節」は日本の暦を参考に補足)
人暦は12年を1周期とする。
(表中、対応する神は「航年」等の記述から連想される十二神を記事編者の判断で補足)
神歴は人暦より大きな単位と思われるが、1単位が何年、何人暦に相当するかについては記述がない。
「現代」は第六星暦とされている。
例外がなければ、
の順に進行するものと思われる。
五紀歴には、
との記述があり、「1つの霊災、星暦の年数は一定でなく、周辺状況(や、文字通り神々の意思)によって決定される。場合によっては第六星暦は終わらずに続く」と読み取ることもできるかも知れない。
書物「五紀歴」の執筆は第六星暦233年とされるほか、ロダード・アイアンハートの詩文には「第六星暦1506年」との記述がある。一つの星暦が少なくとも1506年以上続く場合があることだけは想像できる。
公式サイトでエオルゼア全図に添えられた説明文
同じくロダード・アイアンハートの詩文の記述
の2つを総合すると(少なくとも公式サイトのエオルゼア全図の説明文の話者にとっての)「現在」が、最大に見積もっても第六星暦1576年から1585年の間であると考えるのが自然だろう。
無論、これを「現在」と判断するには、
等の前提が必要であり、これらは保証されたものではない。
また、ゲーム内の時間(=標準状態で画面右上に表示される日付らしき表示)が経過していっても、アラミゴ陥落は15年前の事件であり、ゲーム内で大きなアップデートでもない限りこれが、16年、20年、100年前になることはないものと思われる。
ヴァナ・ディールのように、現在を基準とした年数は常に15年前の事件、10年前の事件と言った表現がされて「何年」という表記は歴史を語る時にだけ使われ、現在に対しては有名無実であり続けるのかも知れない。
用語として「エオルゼアの暦法」ないし「エオルゼア暦」等が存在するわけではないが、便宜上「エオルゼアの暦法」を項目名とした。
また、書物の名前が「五紀暦」の誤りであるとの指摘もある。
その指摘が正しかった場合は、この暦法は五紀暦と呼ばれることとなるかも知れない。
日 編
「1日は24時」。4時を1刻とし、1刻毎に属性が対応付けられる。0時 ~4時 | 4時 ~8時 | 8時 ~12時 | 12時 ~16時 | 16時 ~20時 | 20時 ~0時 |
氷の刻 | 水の刻 | 風の刻 | 雷の刻 | 火の刻 | 土の刻 |
リューフォンの記述に拠れば、英語表記では本節のタイトルは"The Suns"となっており、文中では定冠詞なしの"Sun"という表記になっている。
一方で暦法以外の文脈で"day"という単語も使っている。(少なくとも本書執筆時点では)「日常的にはday, 暦法の文脈ではSun」と呼んでいたとの想像も可能だろう。
英語表記では「ついたち」は"1st Sun"というひとかたまりで表現される。これは、FFXIV Configで英語モードにしてキャラクター選択画面まで進めば見ることができる。
月 編
「1月は32日」。1月は、8属性に対応した「[[属日]]」、「[[極日]]」が4回繰り返される。風属日 | 雷属日 | 火属日 | 土属日 | 氷属日 | 水属日 | 星極日 | 霊極日 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 |
五紀歴には「週」の概念についての記述は無い。*1
英語ではこの月にあたる言葉は"Moon"となり、例えば「星2月」は"2nd Astral Moon"というひとかたまりで表現される。
星2月1日(旧暦3月1日)であれば、"1st Sun of the 2nd Astral Moon"となる。
年 編
「1年は12月」。「6属性x星と霊の2属性」の組み合わせが対応する。(以下の表での「季節」は日本の暦を参考に補足)
属 | 季節 | 新暦 | 旧暦 |
氷 | 冬 | 星1月 | 1月 |
氷 | 冬 | 霊1月 | 2月 |
水 | 春 | 星2月 | 3月 |
水 | 春 | 霊2月 | 4月 |
風 | 春 | 星3月 | 5月 |
風 | 夏 | 霊3月 | 6月 |
雷 | 夏 | 星4月 | 7月 |
雷 | 夏 | 霊4月 | 8月 |
火 | 秋 | 星5月 | 9月 |
火 | 秋 | 霊5月 | 10月 |
土 | 秋 | 星6月 | 11月 |
土 | 冬 | 霊6月 | 12月 |
人暦 編
書物「五紀歴」の序文中では「人暦」、 章本文とインデックスでは「人歴」と表記されるが、 本記事では便宜上「人暦」と表記する)
人暦は12年を1周期とする。
(表中、対応する神は「航年」等の記述から連想される十二神を記事編者の判断で補足)
年名 | 年名の英語表記 | 連想される神 | |
1年目 | 航年 | the Year of the Navigator | 海神リムレーン |
2年目 | 浪年 | the Year of the Wanderer | 山神オシュオン |
3年目 | 工年 | the Year of the Builder | 工神ビエルゴ |
4年目 | 破年 | the Year of the Destroyer | 壊神ラールガー |
5年目 | 審年 | the Year of the Warden | 日神アーゼマ |
6年目 | 商年 | the Year of the Traders | 商神ナルザル |
7年目 | 豊年 | the Year of the Matron | 地神ノフィカ |
8年目 | 時年 | the Year of the Keeper | 時神アルジク |
9年目 | 戦年 | the Year of the Fury | 戦神ハルオーネ |
10年目 | 慈年 | the Year of the Lover | 月神メネフィナ |
11年目 | 識年 | the Year of the Scholar | 河神サリャク |
12年目 | 運年 | the Year of the Spinner | 星神ニメーヤ |
神歴 編
書物「五紀歴」の序文、本文中では「神歴」、 インデックスでは「神暦」と表記されるが、 本記事では便宜上「神歴」と表記する)
神歴は人暦より大きな単位と思われるが、1単位が何年、何人暦に相当するかについては記述がない。
「現代」は第六星暦とされている。
例外がなければ、
の順に進行するものと思われる。
五紀歴には、
現代は、第六霊災たる大洪水の時代を経た後、すなわち第六星歴である。この時代が、いかなる時代であったかは、後世の史家に委ねられよう。また終わりを告げる第七霊災がいつ訪れるかは、ただ神々ぞ知るだろう。
(原文のまま。第六星歴は第六星暦の誤記と考えられる)
との記述があり、「1つの霊災、星暦の年数は一定でなく、周辺状況(や、文字通り神々の意思)によって決定される。場合によっては第六星暦は終わらずに続く」と読み取ることもできるかも知れない。
書物「五紀歴」の執筆は第六星暦233年とされるほか、ロダード・アイアンハートの詩文には「第六星暦1506年」との記述がある。一つの星暦が少なくとも1506年以上続く場合があることだけは想像できる。
第一霊災 | 第一星暦 |
第二霊災 | 第二星暦 |
第三霊災 | 第三星暦 |
第四霊災 | 第四星暦 |
第五霊災 | 第五星暦 |
第六霊災 (大洪水の時代) | 第六星暦 (執筆時点の現代) |
第七霊災 (以降本書執筆時点からの未来) | 第七星暦 |
現在はいつであるのか? 編
現代、現在が「何月何日何時何分何属日」であるかはゲーム画面を見れば分かる(属日極日は暦法を確認すれば知ることができる)ものの、「第六星暦何年、人暦何年」であるかを知る方法は知られていない。公式サイトでエオルゼア全図に添えられた説明文
70余年前、ひとりの男が苦難の末、ついにエオルゼア全図を完成させた。
同じくロダード・アイアンハートの詩文の記述
第六星暦1506年
の2つを総合すると(少なくとも公式サイトのエオルゼア全図の説明文の話者にとっての)「現在」が、最大に見積もっても第六星暦1576年から1585年の間であると考えるのが自然だろう。
無論、これを「現在」と判断するには、
- ロダード・アイアンハートがエオルゼア全図の作成者であること
- 第六星暦が元年から始まって暦の1年に1つずつ進んでいること
- 冒険者にとっての現在がエオルゼア全図の説明者と同じ現在であること
- 現在が第六星暦である(即ち第七霊災が始まっていない)こと
等の前提が必要であり、これらは保証されたものではない。
また、ゲーム内の時間(=標準状態で画面右上に表示される日付らしき表示)が経過していっても、アラミゴ陥落は15年前の事件であり、ゲーム内で大きなアップデートでもない限りこれが、16年、20年、100年前になることはないものと思われる。
ヴァナ・ディールのように、現在を基準とした年数は常に15年前の事件、10年前の事件と言った表現がされて「何年」という表記は歴史を語る時にだけ使われ、現在に対しては有名無実であり続けるのかも知れない。
- *1
- 五紀歴には「週」の概念についての記述は無い。が、現代エオルゼアには週刊紙というものが存在するようなので、少なくとも現代のエオルゼアの暦法では使用されていると想像する考えることができるだろう。地球の暦法から類推すれば8属日が1週となるが、その保証があるわけではない。