エオルゼアの暦法(エオルゼアのれきほう)
エオルゼアの書物「五紀歴」の記述に基づく暦法。

用語として「エオルゼアの暦法」ないし「エオルゼア暦」等が存在するわけではないが、便宜上「エオルゼアの暦法」を項目名とした。
また、書物の名前が「五紀暦」の誤りであるとの指摘もある。
その指摘が正しかった場合は、この暦法は五紀暦と呼ばれることとなるかも知れない。

「1日は24時」。4時を1刻とし、1刻毎に属性が対応付けられる。
0時
~4時
4時
~8時
8時
~12時
12時
~16時
16時
~20時
20時
~0時
氷の刻水の刻風の刻雷の刻火の刻土の刻

「1月は32日」。1月は、8属性に対応した「[[属日]]」、「[[極日]]」が4回繰り返される。
風属日雷属日火属日土属日氷属日水属日星極日霊極日
  1  2  3  4  5  6  7  8
  9  10  11  12  13  14  15  16
  17  18  19  20  21  22  23  24
  25  26  27  28  29  30  31  32

「1年は12月」。「6属性x星と霊の2属性」の組み合わせが対応する。
(以下の表での「季節」は日本の暦を参考に補足)

季節新暦 旧暦
星1月1月
霊1月2月
星2月3月
霊2月4月
星3月5月
霊3月6月
星4月7月
霊4月8月
星5月9月
霊5月10月
星6月11月
霊6月12月

人暦

 書物「五紀歴」の序文中では「人暦」、
 章本文とインデックスでは「人歴」と表記されるが、
 本記事では便宜上「人暦」と表記する)

人暦は12年を1周期とする。

(表中、対応する神は「航年」等の記述から連想される十二神を記事編者の判断で補足)

1年目航年 海神 リムレーン
2年目浪年 山神 オシュオン
3年目工年 工神 ビエルゴ
4年目破年 壊神 ラールガー
5年目審年 日神 アーゼマ
6年目商年 商神 ナルザル
7年目豊年 地神 ノフィカ
8年目時年 時神 アルジク
9年目戦年 戦神 ハルオーネ
10年目慈年 月神 メネフィナ
11年目識年 河神 サリャク
12年目運年 星神 ニメーヤ

神歴

 書物「五紀歴」の序文、本文中では「神歴」、
 インデックスでは「神暦」と表記されるが、
 本記事では便宜上「神歴」と表記する)

神歴は人暦より大きな単位と思われるが、1単位が何年、何人暦に相当するかについては記述がない。
「現代」は第六星暦とされている。

例外がなければ、

の順に進行するものと思われる。
五紀歴には、

現代は、第六霊災たる大洪水の時代を経た後、すなわち第六星歴である。この時代が、いかなる時代であったかは、後世の史家に委ねられよう。また終わりを告げる第七霊災がいつ訪れるかは、ただ神々ぞ知るだろう。
(原文のまま。第六星歴は第六星暦の誤記と考えられる)

との記述があり、「1つの霊災、星暦の年数は一定でなく、周辺状況(や、文字通り神々の意思)によって決定される。場合によっては第六星暦は終わらずに続く」と読み取ることもできるかも知れない。

書物「五紀歴」の執筆は第六星暦233年とされるほか、ロダード・アイアンハートの詩文には「第六星暦1506年」との記述がある。一つの星暦が少なくとも1506年以上続く場合があることだけは想像できる。

第一霊災
第一星暦
第二霊災
第二星暦
第三霊災
第三星暦
第四霊災
第四星暦
第五霊災
第五星暦
第六霊災
(大洪水の時代)
第六星暦
(執筆時点の現代)
第七霊災
(以降本書執筆時点からの未来)
第七星暦

現在はいつであるのか?

現代、現在が「何月何日何時何分何属日」であるかはゲーム画面を見れば分かる(属日極日は暦法を確認すれば知ることができる)ものの、「第六星暦何年、人暦何年」であるかを知る方法は知られていない。

公式サイトでエオルゼア全図に添えられた説明文
70余年前、ひとりの男が苦難の末、ついにエオルゼア全図を完成させた。

同じくロダード・アイアンハートの詩文の記述
第六星暦1506年

の2つを総合すると(少なくとも公式サイトのエオルゼア全図の説明文の話者にとっての)「現在」が、最大に見積もっても第六星暦1576年から1585年の間であると考えるのが自然だろう。

無論、これを「現在」と判断するには、

等の前提が必要であり、これらは保証されたものではない。

また、ゲーム内の時間(=標準状態で画面右上に表示される日付らしき表示)が経過していっても、アラミゴ陥落は15年前の事件であり、ゲーム内で大きなアップデートでもない限りこれが、16年、20年、100年前になることはないものと思われる。
ヴァナ・ディールのように、現在を基準とした年数は常に15年前の事件、10年前の事件と言った表現がされて「何年」という表記は歴史を語る時にだけ使われ、現在に対しては有名無実であり続けるのかも知れない。