シャーレアン(しゃーれあん/Sharlayan)
エオルゼア北西部にあるとされる、謎に包まれた都市国家

6大都市のひとつに数えられるようだ。

冒険者として旅をする間にシャーレアン出身者を名乗る者に出会う機会はあるかも知れないが(システム上NPCに質問する術がないこともあり)実態は謎に包まれている。

サービス開始当初はワールドマップやゲーム内書籍の「五紀暦」などにちらちらと登場する程度であったが、新生に向け、蛮神クエストでおなじみのルイゾワ・ルヴェユールや、賢者に関連したクエストに登場する救世詩盟など、シャーレアンに由来するとされる話題が登場し、徐々に存在感をを増しつつある。

失われたシャーレアン

キャンプ・ブリトルバークの駐在員は「シャーレアンの都が失われた」とコメントしているが、どういった意味で言っているのかは不明である。

そもそもシャーレアンが失われたのは「いつ」であるのかという大きな問題がある。
10年前15年前といった、蛮神ガレマール帝国の関係であるなら特に、アラミゴの事件のように他国民の口に上らないのはなぜなのかが描かれておらず、不自然である。
古書「五紀暦」の記述を信じるならば233年シャーレアンと呼ばれる何かが存在していたことは確定する。
また、1506年に書かれ、以後加筆を繰り返したとされるエオルゼア全図シャーレアンが描かれている以上、少なくとも地図作成者は該当地域にシャーレアンが存在する、あるいは存在すべきと考えていることが伺える。
そもそもキャンプ・ブリトルバークの支援都市国家がどこなのかも不明である。「シャーレアンの都が失われた」という言葉自体、鵜呑みにしていいのかという議論もある。
また、ブリトルバーク駐在員が飛空艇の話題と共に口にしている点は、時期やそのニュアンスを特定する上で注目すべきかも知れない。

物理的に「都市」が失われたものの、領土、影響力、国民、文化、国家機能の全て、あるいは一部が残った、と考えることもできるかも知れない。

新生のクエスト中に聞くことができる説明によると、エオルゼアに存在する都市としてのシャーレアンの他に、北に本国があるらしい。都市の住民はこの北にあるとされる本国に帰ったようだ。

エオルゼア全図に描かれたシャーレアン

エオルゼア全図に描かれたシャーレアンの絵を見る限り、平地に築かれた城塞都市のようでもあるが、アラミゴとそっくりだったりするため、「アイアンハートさん伝聞で描いたんじゃないの」という疑惑も否定できず、絵に街固有の情報が含まれているという保障はない。

シャーレアンの北には北西の緋汐海へ流れ込む大きな河が描かれているがその名前が書かれていないあたり、「アイアンハートさん行ってないでしょ」疑惑や「地図作成者へのシャーレアン工作員による検閲」疑惑の根拠として挙げるのも楽しいかも知れない。

全図を見る限り、シャーレアンからは南東方向へ街道が延びており、その先にはフェリーポートなどと同じ「港を連想させる赤い記号」もある。かつては海路によるアクセスが可能だったと見ることもできるのではないだろうか。

関連項目

都市国家】【リムサ・ロミンサ】【ウルダハ】【グリダニア】【イシュガルド】【アラミゴ】【救世詩盟】【ルイゾワ・ルヴェユール
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