巴術士ギルド(はじゅつしぎるど?)
リムサ・ロミンサメルヴァン税関公社に併設されたソーサラーギルドであり、巴術士の本拠地。

ギルドマスターはミコッテ男性の「ク・リド・ティア」とされているが、常時不在でありゼーヴォルフ女性のトゥビルゲイムが代行している。

巴術士ギルドに限らず新生の戦闘系ギルド一般論としてショップなどの機能はないため、冒険者としては「クラスクエストの開始点としての機能」が中心と考えていればよいだろう。

参考

メルヴァン税関公社は文字通りにリムサ・ロミンサの税関業務を行っている組織であり「公社」の名前があるが、シンクタンク的な独立機関としての機能も持っているようだ。

巴術は限られた人間(端的にはリムサ・ロミンサの国益を優先する少人数)だけが修得を許されていたものだが、霊災後、メルウィブ提督の方針で国家予算が付けられ、冒険者を含めた一般の人間に巴術を教育する機関として巴術士ギルドが再定義されたということのようだ。

「税関公社」ではあるが「闇ルートに流れたギルドメンバーの私物を公的に処理すると国庫に入ってしまうという理由で治安組織を絡め手で黙らせて強盗まがいの作戦を組織ぐるみで展開する」など、やはりリムサ・ロミンサの一勢力らしい面を持っている。
逆にそれであっても公正中立な立場を維持できるだけの政治力を持つからこそ、税関公社の看板が上げられるのかも知れない。

過去の情報

LEGACYにおいても巴術士ギルドメルヴァン税関公社にあり、ソーサラーギルドであることを暗示させる「五紀暦」、「六属創世記」等の書物も置かれていた。
NPCの言葉では巴術士の募集も行っていたようだが、冒険者巴術士になることはなかった。

建物の構造はほぼ新生のものと実質上同じであり、地下は「危険物処理場」とされており巴術士と思われる者たちが訓練を行っていたようだが、カーバンクルの姿はなかった。

LEGACYにおいて巴術士たちのメインウェポンは「魔道書」ではなく「槍に似た形状で刃のあるところに双頭のコブラを思わせる形状の、板金加工された壷状のものがついている独特の杖」となっていた。新生においては同様の装備を見る機会はないようだ。

防具に関しては「無染色と思われる白っぽい布製のローブ、ダルマティカ系」で統一されており、また、ギルドメンバーと思われるNPCのほとんどが眼鏡装備という特徴があった。
全世界でも屈指と思われる脅威の眼鏡率を誇っていたが、これが巴術に必要な、例えば税関業務に必要なデスクワークないし読書のための視力矯正であるのか、はたまたギルドマスターの趣味であるのかは不明である。
新生では防具の方向性が大きく変化しているため単純な比較はできないが「メガネは巴術士のトレードマーク」という一点はブレがないようだ。

新生でも登場している「賢者ウリエンジェ」の、LEGACYにおけるメインアームは、巴術士たちが持っていた杖良く似た形の杖だったが、ウリエンジェのジョブ/クラス共々謎のままである。改めて考えると魔物を召喚していたような気もする。

関連項目

リムサ・ロミンサ】【メルヴァン税関公社】【幻術士ギルド】【呪術士ギルド】【巴術士】【巴術】
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