エオルゼア全図(えおるぜあぜんず)
エオルゼア世界の全体が描かれた地図。

公式サイトによると、

 全土を網羅する地図は長らく存在しなかったが、70余年前、ひとりの男が苦難の末、ついにエオルゼア全図を完成させた
 その後も多くの旅人によって加筆され、書き写された地図は、冒険者必携の旅の標として現在も用いられている

とされている。

トレイラームービーでは厚手の革製と思われるモノトーンのエオルゼア全図を見ることができるが、その内容はゲーム内で見ることのできるエオルゼア全図とは詳細が異なる。

このほかにも複数のバージョンが存在するものと考えられるが、雑誌、ムック、Web等で見ることのできるものは全て共通で、ゲーム内で見られるものと同じカラー版であると考えられるので、エオルゼア全図と言った場合はこれを指すと考えて良いだろう。

エオルゼア全図に描かれている情報


エオルゼア全図にはエオルゼアの島々の地形のほか、地名や海域名などが独特な文字(便宜上「エオルゼア文字と呼ぶ)で描かれている。
この文字は英語のアルファベットと1対1で対応していると考えられており、ユーザーによってアルファベット26文字の大文字小文字については完全な対応表も作成されている。

ただし、字形が何種類かあり、また「ちいさくて印刷やドットがつぶれている」等の理由で、描かれている全ての文字が完全に解読されているわけではない。

エリア名



都市名

リムサ・ロミンサウルダハグリダニアの名前が「巻紙状の印」に描かれており、これと同様の扱いのものは全部で6つある。
これらに書かれているアルファベットは以下の通り。

Limsa Lominsa, Gridania, Ul'dah, Sharlayan, Ishgard, Ala Mhigo


のこりの3つは、ゲーム内で都市名として知られるイシュガルドアラミゴシャーレアンに相当すると考えられる。

これらを総合して、この「巻紙状の印」が都市名を表し、また、この6つの都市が地図製作者(おそらくはロダード・アイアンハート)にとって特別な意味を持っていると予想することができるだろう。

他所で語られる「6大都市」が、この6つを指していると考えることもできるだろう。

海域名



その他


西ザナラーンのフェリーポート「ヴェスパーベイ」等、海岸部には赤い四角のマークがいくつか見られる。添えられた文字は判別できないが、これらは「港」ないし「リムサロミンサ国旗」と港の名前を表しているのではないだろうか。

左にある羅針盤状の図の周囲には時計回りに「N,NE,NE,ENE,ESE,SE,SSE」と書かれている。方角を表す英語表記の頭文字(NE=North Eastなど)が連想できる。

また、プレイヤーが見ることのできる右下にはロダード・アイアンハートの詩文が添えられている。

http://jp.finalfantasyxiv.com/#/world/eorzea