異邦の詩人 騒乱罪で逮捕か(いほうのしじんそうらんざいでたいほか)
公式の読み物として旧the Lodestoneで紹介されていた読み物、「ハーバーヘラルド」の一つ。
the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。

グランドカンパニー特設ページ 更新 (2012/08/22)

異邦の詩人 騒乱罪で逮捕か
警戒を強めるリムサ・ロミンサ当局

我らが母なる海はすべての陸に通じ、我らが家たる船は遠き隣人の声を運ぶ。
さて、今週リムサ・ロミンサに入港した船は、どんな報せを届けてくれたのだろう?
港を泳ぐ最新の話題を、船乗りの情報誌『ハーバーヘラルド』が釣り上げる!

消えた異邦の詩人の行方

異邦の詩人」という名に聞き覚えはないだろうか?
そう、どこからともなく現れ、辺境のレッドルースター農場にいついていた謎のさすらい人のことだ。

銀の装飾具で着飾り、大ぶりの竪琴を背にした風体……、そして何より、人々に語りかける妙な「詩」から、いつの頃からか「異邦の詩人」と呼ばれるようになっていたこの人物が、最近、忽然と姿を消してしまったらしい。
流れ者が消えたというだけの話なら、わざわざ記事にするまでもない。
だが、バラクーダ騎士団の陸戦隊「イエロージャケット」が、彼を逮捕したのだとしたらどうだろう? 俄然、興味がわいてくる話じゃないか。

誤認逮捕か、お手柄か?

逮捕現場を目撃したという農場の園芸師曰く、話はこうだ。
その日も「異邦の詩人」は、熱心に冒険者に語りかけたり、手紙を書いたりしていたという。だが、突然、強面のイエロージャケット共が押し寄せてきて、「騒乱罪」の容疑だと宣言してとっ捕まえたんだとか。

冒険者たちの証言によれば、件の「詩人」は、詩を交えながら「第七霊災」に関する警告を発していたという。ここのところ、「第七霊災」や「ガレマール帝国」がらみでピリピリしていたイエロージャケットの過剰反応なのか、はたまた本当に彼が危険人物だったのか……。
ことの真相は分からないが、ともかく逮捕の一件以降、レッドルースター農場では、「詩人」のシンパがいないかと衛兵が目を光らせているらしい。今後しばらくの間は、衛兵の前で「第七霊災」がらみの話題をふるのは止したほうがいいだろう。もっとも、詩人と同じようにコーラルタワーの牢獄にぶち込まれたいというのなら、話は別だが……。

ユマ・モルコット

関連項目

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