カヌ・エ・センナ

カヌ・エ・センナ(かぬ・え・せんな/Kan-E-Senna) / 逆引
グリダニアグランドカンパニー双蛇党」の代表者。
「みなさん 時に柳のように 時に樫のように 耐えるのです
 いずれ きっと 風は私たちに吹くでしょう」

国是を占う3人の大神官のひとりにして、国権の最高機関「精霊評議会」の議長。有角の神童「角尊」を多数輩出してきた名門センナ家の長女に生まれ、山火事やイナゴの襲来を預言し、若干6歳にして神官に任命された。長じて大神官を拝命した後は、木々の声を聴かんと妹弟と森に籠もる生活を続けていたが、相次ぐ国難に下山を決意。グランドカンパニー施行を模索し始める。おっとりして見えるが、有言実行の女傑として意外にも兵士の人気が高い。
モットーは「赤心の前に道は開ける」。銘木の枝「クラウストルム」を愛杖とする。

LEGACY期の情報

双蛇党結成以前からカヌ・エ・センナグリダニアの国家元首」、「グリダニアカヌ・エ・センナよりえらいのは黒衣森精霊と神さまだけ」と単純化しても大きな誤解はないだろう。

角尊であり、同じく角尊である妹のラヤ・オ・センナ、弟のア・ルン・センナと合わせて「三重の幻術皇」と呼ばれている。
公式ページでは「国是を決定しているのは三重の幻術皇」である、とされている。

新たな調和を

しばらくの間名前だけが知られているNPCだったが、patch1.19で実装されたクエスト「新たな調和を」の中でカヌ・エ・センナが演説を行うシーンではその姿を見ることができる。演説中に出てくる
あやまちを犯した
かの国に必要なのは、滅びという眠りを経た「目覚め」のみ……

といった言葉は、他国のグランドカンパニー代表者の「我らの艦砲射撃にて帝国を撃破し、黒き渦へ沈めてやろう!」、「ガレマール帝国を撃破! エオルゼア全土を、ウルダハのごとく繁栄に導く!」と比較しても遜色ない、あるいはより直接的な表現であり、それをさらっと使って見せるあたりは「女傑」振り全開である。
「新たな調和を」というタイトルも、文脈を読んでいくと「グリダニアを中心とした新世界秩序」とさえ思わせる内容となっているが、それで聴衆の支持が得られるあたり、カリスマ性があるのは間違いない。

関連項目

グランドカンパニー】【双蛇党】【センナ家】【神官】【大神官】【精霊評議会】【クラウストルム