神々の声はかく語りき/ネタバレ(かみがみのこえはかくかたりき/ねたばれ)
冒険者は、地図に記された迷える子羊たちを探す旅に出た。
~グリダニア~
冒険者:懺悔しなさい
冒険者はフラビエルをじっと見つめた。
~ウルダハ 商業層~
冒険者:懺悔しなさい
冒険者はシムをじっと見つめた。
~リムサ・ロミンサ 下甲板層~
冒険者:懺悔しなさい
冒険者はシーダをじっと見つめた。
~黒衣森クォーリーミル ~
冒険者:懺悔しなさい
冒険者はケケトをじっと見つめた。
冒険者は、スヴェーンヒルトの元に戻った。
冒険者はスヴェーンヒルトをじっと見つめた。
~グリダニア~
冒険者:懺悔しなさい
フラビエル : 懺悔ですって?私は毎日お祈りしてるし、
月ごとの十二神に供物も捧げてるのよ。神々に知られて困ることなんて……
冒険者はフラビエルをじっと見つめた。
フラビエル : ご、ごめんなさい! 実は、イクサル族について知りたい一心で
禁制物と知りながら、イクサル族の角を譲り受けてしまったんです!ううっ……。
~ウルダハ 商業層~
冒険者:懺悔しなさい
シム : はっ、アラミゴ陥落以来、泥水をすすって生きてきたこのオレに、
いまさら神々に懺悔しろだ?
シム : アーゼマは、ガレマール帝国に審理の裁きを下したか?守護神ラールガーは
守ってくれたか? むしろ、祖国アラミゴを破壊に導いたんじゃないか!?
冒険者はシムをじっと見つめた。
シム : ……ああ、わかっているさ。アラミゴが敗れたのは
オレたちの信仰が足りなかったせいなのかもしれん。
そう考えると、酒なしには眠れない夜だってあるんだ。
~リムサ・ロミンサ 下甲板層~
冒険者:懺悔しなさい
シーダ : な、なんだい?僕にこれ以上、なにを告白しろっていうんだ?
僕は毎日がんばってるし、だれかを騙したことなんて……
冒険者はシーダをじっと見つめた。
シーダ : す、すみません、アーゼマさま!ひとりでレストラン「ビスマルク」に行って、
豪華ディナーを注文してしまいました。どうか、嫁さんにだけは内密に。
~黒衣森クォーリーミル ~
冒険者:懺悔しなさい
ケケト : おいおい、私に懺悔しろだって?太陽と審理の神アーゼマさまに誓う。
隠しだてするような秘密は、私にはない。
冒険者はケケトをじっと見つめた。
ケケト : しょ、正直に言うよ。人影に化けて旅人を驚かしてるシルフ族が、あまりにも
楽しそうだったから。私もシーツを被って、隣人を驚かして気絶させてしまったんだ。
冒険者は、スヴェーンヒルトの元に戻った。
スヴェーンヒルト : 礼を言わねばなるまいな。アーゼマさまからお告げがあった。
汝は見事、己が使命を成し遂げた、と。
冒険者はスヴェーンヒルトをじっと見つめた。
スヴェーンヒルト : なに、後のことは案ずるな。その迷える子羊たちを拙僧が訪ねよう。
悔い改める者には祝福を、悔い改めぬ者には鉄槌を下すだけだ。
スヴェーンヒルト : この世は、嘘、偽りに溢れている。だが、太陽神たる
アーゼマさまによってそれらすべてが白昼の下にさらされ、意味をなさぬ日が……
スヴェーンヒルト : すべての衆生が裁かれる日が、そこまで近づいている。
それまでに、いったい拙僧はどれだけの人々を救えようか。
スヴェーンヒルト : さぁ、これは此度の礼ぞ。
アーゼマさまの御利益をもたらす、それはそれは、ありがたい品だ。大切にな。