FINAL FANTASY XIV(ふぁいなるふぁんたじーふぉーてぃーん)
惑星「ハイデリン」の一地域である「エオルゼア」を舞台としたファンタジーMMORPG。

紆余曲折とα、βテストを経て2013年8月27日にVersion2.0のサービスを開始した。

このVersion2.0以降、サービスの正式名称は「ファイナルファンタジーXIV新生エオルゼア」となった。旧サービス(通称LEGACY)はプレイできなくなっているため、現在FF14といえば「新生エオルゼア」のことを指す。

LEGACY版の基本情報

ファイナルファンタジーシリーズ14作目で、FFXIと同じMMORPGである。FF11:スクウェア・エニックスより、2010年9月30日にWindows PC向けに日・英・独・仏の4カ国語でサービスを同時に開始。PS3版は2011年3月上旬のサービス開始を予定していた。

FFXIを手がけたFF11:田中弘道氏がプロデューサーとして、FF11:河本信昭氏がディレクターとして開発に参加する他、アートディレクターは吉田明彦氏で、音楽はFF11:植松伸夫氏が担当することが発表されている。
他にもFF11のスタッフであったFF11:佐藤弥詠子FF11:生江亜由美FF11:岩尾賢一FF11:権代光俊FF11:相場良祐、林洋介(別名FF11:デスサイズ林)の参加が確認されている。

なお、FFXIVは元々FFシリーズ14作目として作られていたわけではなく、プロデューサーの田中弘道氏が開発中のオンラインMMORPGを“XI”と“V(ブイ)”で“XIV”だから『FFXIV』にしたいといって、社長の和田氏に打診したというエピソードがある。和田氏は『XI』の続きではない、さらに進化させていく決意とも受け止め、開発中だったオンラインMMORPGのタイトルを『FFXIV』にすることを許可したという。*1

LEGACY版の失敗

2010年、FFXIVのサービスは予定通り開始したものの、ローンチ期の接続トラブルなどに留まらない「ゲーム内容への不満」が続出し、大問題となった。

「作り直し」が計画されたが、
  • 全面的に作り直した新作(通称「新生」。ARR=A Realm Reborn)をリリースする
  • 現行のサービス(通称「LEGACY」)は停止せず、ワイプ(キャラクターの削除)は行わず、新しいFFXIVに引き継ぐ

という宣言の元、前代未聞の体制でのサービス継続となった。

旧サービスは予定通り2012年末に停止。キャラクターやその持ち物などは、仕様上不可能な要素を除いて2013年8月27日に正式サービスが開始された「ファイナルファンタジーXIV新生エオルゼア」に引き継がれた。

LEGACY末期は、徐々に接近し大きくなったダラガブが夜の景色を赤く染め、空には帝国巨大戦艦が飛び、キャンプウルダハ市街には魔導アーマーが頻繁に襲ってくるなど、「カルテノーの戦い」に至る第七霊災の序曲がゲーム内でLIVE感をもって展開された。
旧サービスのエンディングとなるカルテノーの戦い、第七霊災の大破壊のムービーは、新生のオープニングの一部ともなっている。

外部リンク

本記事に対して情報がある方は下記コメント機能をご利用ください。