メザヤの預言が示す現在と未来(めざやのよげんがしめすげんざいとみらい)
公式の読み物として旧the Lodestoneで紹介されていた読み物、「ミスリルアイ」の一つ。
the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。

グランドカンパニー特設ページ 更新 (2012/09/12)

メザヤの預言が示す現在と未来
ダラガブ」と「アトモス」から解く予言詩の解釈

瞬きせず、涙を流さず、眠りもせず、多忙な貴方に代わって市場をウォッチし続ける霊銀の眼「ミスリルアイ」。
そんな我が編集部が今回注目したのが、メザヤの予言の解釈論についての話題だ。

「アトモス」と預言詩の関係を探る
小月ダラガブ」が、まだ紅に染まる前のこと。フードを目深にかぶった怪しげな男が各地のキャンプを巡り、預言詩を朗々と読み上げながら、エオルゼアに迫る危機を説いていた。
当時、筆者を含めて多くの人々は、彼のことを「戯言を並べる不審者」と見なしていた。だが今や状況は変わった。いや、変わってしまったというべきか。
預言詩が語る「第七霊災の到来」が、現実味を帯びてきているためである。

『六の陽没し 七の月輝きしとき 群雲より 紅き炎降り 奈落より 黒き闇湧かん』

神歴記第七節とされるこの預言詩は、「第六星暦が終わり、第七霊災が始まるとき」を描いたものであると考えられている。そして、「群雲より 紅き炎振り」という下りが、紅く染まった小月ダラガブの巨大化と、近頃の隕石落下現象を指すと囁かれているのだ。

それでは「奈落より 黒き闇湧かん」とは何を示すのだろうか?
筆者は、これこそ現在、各地のエーテライト付近で確認されている大口の魔物「アトモス」なのではないかと考えている。

筆者は、アトモスの目撃情報が寄せられて以来、冒険者を雇って独自に調査を進めてきた。現時点では、まだ「何故、アトモスが現れるのか」という原因までは解明できてはいないが、それでも次々と寄せられている目撃情報と、預言詩の描写との一致が気になってしまう。
「奈落」とは深淵の底たる異界「ヴォイド」を指すのではないか? そして「ヴォイド」から魔物をおびき寄せる大口の魔物「アトモス」が、「黒き闇」の正体なのではないか? 考えれば考えるほど、預言詩が警告する「第七霊災」が恐ろしくなってしまう。
だが、筆者は決して絶望してはいない。なぜなら、預言詩は次のように続いているからだ。

『然れど 古き灰に 新しき種は蒔かれり 其は汝 魔断つ勇の剣 獣畏る優の灯なり』

つまり、霊災という困難の後に、「新しき種」という希望が残されているということだ。
我々ウルダハ人は、転んでも決してタダでは起き上がらない。例え地に伏したとしても、砂子を掴んで立ち上がり、一粒の砂金を見つけるのがウルダハ流だ。
「新しき種」を芽吹かせ、育て、収穫する者となる、それくらいの覚悟を胸に堂々と生きていこうではないか。

デュラル・ザラル

関連項目

ミスリルアイ
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