国防特集 いよいよ大規模会戦か?

国防特集 いよいよ大規模会戦か?(こくぼうとくしゅういよいよだいきぼかいせんか) / 逆引
公式の読み物として旧the Lodestoneで紹介されていた読み物、「ミスリルアイ」の一つ。
the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。

グランドカンパニー特設ページ 更新 (2012/10/04)

国防特集 いよいよ大規模会戦か?
エオルゼア同盟軍、西ザナラーンに集結

瞬きせず、涙を流さず、眠りもせず、多忙な貴方に代わって市場をウォッチし続ける霊銀の眼「ミスリルアイ」。
そんな我が編集部が今回注目したのが、エオルゼア同盟軍の「合同演習」についての話題だ。

名目は合同演習
不滅隊の動きが慌ただしい。都市の防衛を銅刃団に任せ、主戦力の大半を西ザナラーン方面に移動させているようなのだ。
それだけではない。ベスパーベイの港には、次々とリムサ・ロミンサの軍船が入港し、黒渦団の陸兵たちをはき出している。さらに黒衣森からは、陸路を通じてグリダニア双蛇党の部隊が流入してきている。つまり、エオルゼア都市軍事同盟に参加する三都市のグランドカンパニーが、こぞって戦力を西ザナラーンに集めているということだ。

こうした動きについて、本誌が不滅隊作戦本部に問い合わせたところ、「エオルゼア同盟軍の発足に伴い、合同演習を行う予定である」とエリヌ・ロアユ大闘将(※)名義の書面で回答が返ってきた。
だが、ここ最近、不滅隊によって市場から買い上げられた軍需物資の量は、ただの演習用とは思えぬほどの多さであり、大規模遠征が近づいていることを如実に物語っている。さらには冒険者が所属する義士隊など、外国人部隊にも招集がかけられたとの情報もある。まさに総力戦体制といっていいだろう。

隊商筋からは、既に先発隊とみられる小規模の部隊が、モードゥナ地方との境に位置するカルテノー平原へと送られたとの情報も寄せられている。最近、ガレマール帝国の軍勢が集結中との噂が立っている地域だが、カルテノー平原といえば広大な原野であり、戦略的な価値は低い。なぜ、この地域に対して両陣営は大軍を送り込もうとしているのだろうか?
その真意は定かではないが、ひとつ確かなことがある。ひとたび大規模な会戦が起これば、エオルゼアの未来に大きな影響を与えるだろうということだ。戦いに臨む将兵、とりわけ我がウルダハの剣となる道を選んだ不滅隊の隊士たちに、商神ナルザルの加護があるように……そう祈ろうではないか。

軍事評論家:オオサク・イイサク

【エリヌ・ロアユ大闘将】
不滅隊作戦本部長。実質的な不滅隊のナンバー2である。イシュガルド出身の高名な傭兵隊長であり、ラウバーン局長からの信認も厚い。

関連項目

ミスリルアイ】【オオサク・イイサク