ゼーメル要塞、陥落!(ぜーめるようさいかんらく)
公式の読み物として旧the Lodestoneで紹介されていた読み物、「ミスリルアイ」の一つ。
旧the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。
旧the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。
グランドカンパニー特設ページ 更新 (2011/07/11) 編
ゼーメル要塞、陥落!
商機か危機か?
閉ざされた北国を総力取材
瞬きせず、涙を流さず、眠りもせず、多忙な貴方に代わって市場をウォッチし続ける霊銀の眼「ミスリルアイ」。
そんな我が編集部が今回注目したのは、北方のクルザスから届いた由々しき事態のニュースである。
→FINAL FANTASY XIV - A Sneak Peak Inside Dzemael Darkhold!(動画)
帝国軍、イシュガルドに侵攻か?
本誌が契約する自由記者が、イシュガルド領クルザス発のきな臭い情報を伝えてきた。彼の国の名家の一つフォルタン家が、寒村アウルネストにて大規模な募兵と兵糧の集積を行なっている。しかも、その目的がゼーメル要塞の奪還にある、という驚嘆すべき情報だ。
そもそもゼーメル要塞は、難攻不落の対龍地下施設として構築が進められていたイシュガルドの重要拠点。工事が難航しているらしいとの情報は伝わっていたが、故により厳重な防衛網が敷かれていたはずだ。 いったい、彼の要塞で何が起きたというのだろうか?
現場の護衛として雇われていた傭兵を見つけ出した記者が取材したところによれば、最近まで同要塞は天然洞穴を利用して急ピッチで基礎工事が進められていたらしい。しかし、ある日、禍々しい魔物の石像が現場で発掘され、運びだそうとしたところ、突然その像が暴れ出して多数の採掘師たちを死傷させた。そして、駆けつけた傭兵や騎士が、石像に擬態していたその魔物の対応に追われている隙に、ガレマール帝国軍の特殊部隊がゲートを奇襲。一気に内部を制圧されてしまったため、傭兵らは要塞を脱出するだけで精一杯だったのだという。
帝国軍は、再び本格的な軍事行動を始めたのだろうか?本誌専属の経済学者ツェツェルンも、この事件によって囁かれ始めた戦争特需への期待が、いずれは小麦などの穀物価格の高騰、および武具相場の乱高下を引き起こすと予測している。市場動向を見極めるためにも、しばらくクルザス情勢からは眼が離せない日々が続きそうだ。
論説委員:ハバク・アルバク
※動画は開発中のものです。