愛情たっぷり/ネタバレ(あいじょうたっぷり/ねたばれ)
冒険者は、「ムスクローズリングの花弁」を8枚手に入れた。
早速、彼女の元に戻り、依頼品を渡す。
彼女は驚きと興奮を交えてしゃべりだした。
興奮しすぎたようだ。
冒険者が思っていることを察したのか、あるいは自分に言い聞かせるためなのか、彼女は続ける。
恋する乙女である。
早速、彼女の元に戻り、依頼品を渡す。
ハ・ラホノ : こ……これはっ……!そうです!
これこそ「ムスクローズリングの花弁」です!
彼女は驚きと興奮を交えてしゃべりだした。
ハ・ラホノ : この「ムスクローズリングの花弁」から作るスパイスこそが、
魅惑の惚れ料理「メネフィナシチュー」の最大のポイントなんです!
ハ・ラホノ : ……はっ!
興奮しすぎたようだ。
ハ・ラホノ : ……むう。バレてしまったからには仕方ないです。
このスパイスを使う「メネフィナシチュー」とは、それを食べた人が、
食べさせた人のことを好きになるという、魔法のような料理なのです。
冒険者が思っていることを察したのか、あるいは自分に言い聞かせるためなのか、彼女は続ける。
ハ・ラホノ : ふふふ……手段は関係ありません。大切なのは結果です。
「メネフィナシチュー」を食べさせれば、彼もイチコロのはずです!
恋する乙女である。
ハ・ラホノ : では、お手伝いしてくれた冒険者さんにお礼です。
えっと、もちろん、このことは他言無用ですからね?