コリジョン(こりじょん/collision)
「衝突」を意味する英単語。

ゲームの文脈では、仮想空間上に置かれた物と物が衝突した際の処理をどうするか、といった話題でしばしば使われる表現である。

現実世界では2つ以上の物がまったく同じ位置を占めることはそうそうないが、ゲームの世界ではその扱いは一定ではなく、プレイヤーの感覚や世界観、システムの処理能力等によって異なる。
例えば、古典的な二次元シューティングゲームでは自分の機体が敵と接触した場合ダメージを受け、時に破壊されるが、敵同士が接触してもノーダメージであるというポリシーのものが多い。
FFXIVでは、魔物同士が重なった場合は表示上重ならないための移動が行われる一方、PCが魔物との衝突を無視して後ろを取ったりといった操作は公式のオートアタック紹介動画でも見ることができる。

FFXIVでは、フォーラムにおいて「マップ上の小さな起伏に引っかかって移動が苦痛」といった話題や「ジャンプしたい」といった話題に対して、開発者側が説明する際に使われている。
地形との衝突に関しては、patch1.18で「ラノシアの街道沿いにある柵」の衝突判定を無くす([dev1078])など、リアリティよりも利便性を取る選択が取られたケースもある。