アルバクの天眼鏡(あるばくのてんがんきょう/Alvak's Spyglass)
旧the Lodestoneにて掲載されていた、公式の読み物のこと。
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本誌論説委員ハバク・アルバクが、注目の「言葉」に隠された真実を探り出す。

ウルダハの経済誌「ミスリルアイ」の不定期連載の用語解説コラムと思われる。筆者はミスリルアイに広く記事を提供している論説委員ハバク・アルバク。
***記事一覧 [#hb77l3u2gl]
|タイトル|発行時期|h
|アルバクの天眼鏡【エーテライト】|2012/02/16|
|アルバクの天眼鏡【古のジョブ】|2012/03/01|
|アルバクの天眼鏡【サンクション】|2012/04/17|
|アルバクの天眼鏡【士官】|2012/07/05|
***参考 [#fkzall7zbk]
日本語で「天眼鏡」とはいわゆる「虫めがね」、「ルーペ」の通称。
歴史的には「天体望遠鏡」を表す言葉だったようで、それが「占い師が運命などを見通す柄のついた不思議な凸レンズ」、いわばマジックアイテムのようなニュアンスで、虫めがね状の道具に転用されるようになったらしい。

>本誌論説委員ハバク・アルバクが、注目の「言葉」に隠された真実を探り出す。
一方で、英語名は"Alvak's Spyglass"となっているが、このspyglassは一般には望遠鏡を指す。単語的にはspyglassには天眼鏡やドアののぞき穴といったニュアンスもあるようだが、英語版ミスリルアイを見る者は「ミスリルアイのロゴにある望遠鏡」に誘導される場合が多いだろう。ニュアンスとしては「偵察用ガラス/偵察用眼鏡」であり、天体望遠鏡よりは「地上望遠鏡」、あるいは「ソリッド・スネークが使うような双眼鏡」のイメージを背負った言葉である。

初出は2012/02/16更新のthe Lodestoneのトピックス記事。
現代の日本語で天眼鏡というと「望遠鏡ではなく虫眼鏡を指す」と考えてよいと思われるが、由来まで考慮すれば「天」もしくは天体の観測に使う道具に使っても不自然ではなさそうだ。

そんなわけで、ミスリルアイ読者にとって「アルバクの天眼鏡」のイメージは「虫めがね」ではなく「ミスリルアイロゴに描かれた望遠鏡」なのではないだろうか。
**関連項目 [#jybswsnqdf]
【ミスリルアイ】【ハバク・アルバク】