ネタ
砂師(すなし)
調理師を揶揄した別称。レベル上げにおいてひたすら川砂と海砂を作り続けることの多い調理師の状況をよく表している。
「川砂」や「海砂」を作り続ける様子を揶揄した調理師の呼称。あるいは蔑称。

砂ばかりが作られる原因としては、まず砂レシピの際立った優秀さが挙げられる。具体的には、
-魚介類1つあれば製作可能
-消費クリスタル(ウィンドシャード)も少なく抑えられる
-素材となる魚介類の違いにより、低レベル用から高レベル用まで幅広く対応している
サービス開始当初は食事効果が実質上ブラックボックスだったこともあり、特定のメディアや特定コミュニティで紹介されたごく一部のものを除き、料理の認知度や需要は低く、当然供給も多くはなかった。
作るべきものがない調理師達の興味は、経験値(修練値)稼ぎに向かうより他なく、「川砂」や「海砂」製作のレシピが、
-素材点数(魚介類1個)
-消費クリスタル(シャード1個から)
-レシピの豊富さ(全レベル帯にある)

などが挙げられ、大半のレベル帯で砂レシピが最も手っ取り早く経験値を稼ぐことができる。
において際立って優秀であったこともあって、使いもしない、売れもしない砂((川砂、海砂は「細砂」の原料であり、不足しがちなシャードをクリスタルを分解して得る錬金術レシピの需要はあったが、patch1.18以前は川砂、海砂が採掘のハズレアイテムとして大量に獲得可能だったため、それらを得るためにわざわざ製作の手間を掛ける必要ほとんどなかった。patch1.22現在の公式レシピで「細砂」を使うものはわずかに「ヴィンテージホーバージョン」のみとなっている))を、ひたすら製作していた。

逆に、本来のメイン生産品となるはずの料理はというと、多くの種類の素材を要し、製作が面倒な割にははっきりとした効果が得られず需要も低い……とランク上げにはとことん不適な存在であり、結果として多くの調理師が砂に流れるのは無理もないことであった。
「砂師」とはこういった状況を指して、揶揄、または自嘲として使われた表現である。
**patch1.22による環境の激変 [#sg3hsgelpc]
patch1.22の大改修で、すべての料理及び食材について以下のような変化があった。
-食事を食べた際のステータス増加量、及び増加上限値の記載
-食事効果中習得経験値増加(全料理一律3%上昇)

こうした状況は後のパッチで魚分解が実装されてからも続き、調理師自体へのテコ入れの遅れもあって2011年現在も継続中である。
効果が明文化されたことで、「低Lv用料理は高上昇率、効果上限小、高Lv用料理は低上昇率、効果上限大」等、料理毎の住み分けも明確化され、特定の食事のみが売れていた状況が改善、経験値稼ぎや高ランク向けコンテンツの際に使用されることも多くなり、料理の需要は単純に増加している。

また、宿屋の実装によるレストボーナスの追加、新規メニューの追加、一部料理のレシピ調整といった周辺状況も手伝って、砂を作り続けることの優位性は相対的に低くなって来ている。
尋常なペースでプレイする限り、ローカルリーヴや本来の意味での料理製作に力を注ぐ方向でも経験値的遜色はなく、心理的負担など、敢えて目を背けて来た「砂を作り続けるデメリット」を無視する理由は最早なくなっているのではないだろうか。

「砂師」という呼称や経験値偏重のスタイルが根絶されることはないかも知れないが、調理師全てを揶揄、あるいは自嘲気味に使われていたそのニュアンスは薄れて行くことだろう。
**参考 [#o028qkjpdv]
// このへん↓は「調理師」項に移動した方が良いかも。
「魚分解」レシピが追加された際には魚介類が注目を集めたものの、料理の扱いや調理師の扱いが変化することはなかった。
patch1.19ではラノシアのリージョナルリーヴ報酬で完成品の料理が大量に提供された際は、手製料理を作る動機はいよいよ希薄になった。パッチ1.19実装直後、一部食事を使用した際、ステータスが大幅に上昇するという事例が発生、「ついに砂師時代終焉のときか・・・!?」と期待に胸膨らます調理師達だったが、後日それは不具合だということが発表された。
**関連項目 [#bx098wqymd]
【調理師】【マスク師】+【調理師】【マスク師】【魚分解】