システム
インスタンス(いんすたんす/instance)
「インスタンス」は、オンラインゲームの実装の一形態。
FFXIVでは、クエストで「インスタンスに移動しました」というメッセージを目にしたことがあるだろう。

オンラインゲームの特徴は「一つの世界を共有する」ことであるが、これを部分的に否定することで様々な利便性を得ようとするものである。

ゲームの仕組みにインスタンスを採用する場合、「同時性が問題となりにくい場所や状況」が選ばれる。

街にインスタンスを取り入れたゲームは実際にあるが、「/sayは届かないが/tellは届く」、「インスタンス間の移動が明示的に行なえるコマンドを用意する」といった対策が採られている。
**クエストのインスタンス [#k9n0gnbdaf]
FFXIVでは各国のオープニングの最初の戦闘はインスタンスで行なわれる。
このため、プレイヤーであれば誰もが一度はインスタンスという言葉を目にし、体験していることだろう(忘れているかどうかはともかくとして)。

クエストのインスタンスは、例えばオープニング最初の戦闘であれば1プレイヤーに1インスタンスが用意されているものと思われる。で、なければ、戦闘開始したとたん、ほかのプレイヤーが敵を倒してしまうかも知れない。

一方、オープニングの戦闘後、冒険者ギルドへ行くまでの部分(リムサ・ロミンサであればフェリー・ドックのシーン)では他のプレイヤーを目にした者が多いのではないだろうか。
以後のクエストでも、例えば十二跡調査会はインスタンスとなっているようだが、ここでもタイミングが合えばほかのプレイヤーを見かける機会がある。
これらのケースでは、同じクエストでは他のプレイヤーとインスタンスが共有されていることになる。

明確な意図があって他のプレイヤーと同じインスタンスを使うようになっているのかは不明だが、「同時性が問題となりにくい場所や状況」であれば同じインスタンスを使うというポリシーとなっているようだ。
**インスタンスダンジョン [#s9395198]
インスタンスダンジョンは「同時性が問題となりにくい場所や状況」として、
-パーティでのダンジョン攻略中は、パーティメンバーと敵だけいれば「いい」