タウンリポート/ガレマール帝国軍の動向

タウンリポート/ガレマール帝国軍の動向(たうんりぽーとがれまーるていこくぐんのどうこう) / 逆引
公式の読み物として旧the Lodestoneで紹介されていた読み物、「噂のタウンリポート」の一つ。
the Lodestoneは閉鎖したため、現在は読むことが出来ない。

同じタイトルの記事が二回に分けて掲載された。

タウンリポーター (2012/08/10)

早耳、地獄耳のキピ・ジャッキヤです。
今回は、ガレマール帝国軍の動向についてリポートするね。

辺境のキャンプから始まった帝国軍の襲撃も、どんどん都市に近づいてきていて、都市民の間で不安が広がってるわ。ミリシアや冒険者のみんなの協力もあって、今のところ撃退できているのが唯一の救いね。
この記事を書いている時点では、襲撃は収まったかのように思えるんだけど、あの帝国軍がこのまま引き下がるとは思えないわ。何かを企んでる気がしてならないの。

次は帝国軍の砦に関する噂……。
ほんの僅かな期間のうちに、帝国軍が大きな砦をモードゥナ西部に築いてしまったそうよ。帝国が持つ魔導技術の高さは有名だけれど、あっという間に砦を建ててしまうなんて思わなかったわ。
グランドカンパニー双蛇党」も偵察部隊を送り込んでいるって話だけど、どうなるかしら……。

それから、飛空戦艦のこと。
近頃、モードゥナ地方とクルザス地方から、帝国軍の飛空戦艦を見たって情報が次々と届いているわ。何でも、たくさんの飛空戦艦が編隊を組んで低空を飛び回っているそうよ。
キャンプの襲撃が終わったと思ったら、今度は空での活動が活発化したってことね。何か大きな作戦の前触れじゃなければいいのだけど……。 そうそう、空といえばダラガブがまた大きくなっているよね。ダラガブの変化はガレマール帝国の仕業だって噂があるけど、何か関連性があるのかしら?

とにかくガレマール帝国軍の動きが、以前に増して活発化していることだけは確か。
みんなも何か不審な動きを目撃したら教えてね!
それでは、また!

キピ・ジャッキヤ

タウンリポーター (2012/10/11)

早耳、地獄耳のキピ・ジャッキヤです。
今回は、気になるガレマール帝国軍の動向について、最新情報をお届けするね。

各地で続く「アトモス」騒ぎに乗じて、それを好機といわんばかりにガレマール帝国軍の襲撃が再開されたわ。ただし、以前の襲撃とは様子が違うようなの。

その違いを説明する前に、ガレマール帝国の「軍団」について解説するよ。
帝国軍は、「軍団(レギオ)」という単位で軍勢を編成しているの。今、エオルゼアに攻めてきているのは、14あると噂されている軍団のひとつ、ネール・ヴァン・ダーナス軍団長が率いる第VII軍団よ。

さて、この「軍団」だけど、10の「歩兵大隊(コホルス)」で構成されているわ。そして1つの「歩兵大隊」は3つの「歩兵中隊(マニプルス)」、1つの「歩兵中隊」は2つの「歩兵小隊(ケントゥリア)」で作られることが解っているの。

問題は、この単位よ。以前の襲撃では、「歩兵中隊」規模の大勢の兵隊が、どっと押し寄せるように攻めてきていたの。だけど、最近現れている帝国軍の部隊は、それよりも少ない「歩兵小隊」規模らしいの。
数が少なければ弱いんじゃないかって? そんなことはないわ。
目撃した冒険者さんの証言によれば、最新の魔導アーマーで武装していて「少数精鋭」って感じだったらしいの。

双蛇党の人たちから聞いた話では、エオルゼア同盟軍が集結するのを妨げるために、あちこちに小さな部隊を派遣して撹乱しているんじゃないかって。
大会戦が近いなんて囁かれる状況で、帝国軍もあの手この手で妨害してきているようね。
こっちも一致団結して立ち向かわないと! 冒険者のみんなも、ぜひ協力してね!
それでは、また!

キピ・ジャッキヤ

関連項目

噂のタウンリポート】【週刊レイヴン】【キピ・ジャッキヤ